ニキビ・吹き出物に漢方薬

2019.7.27

ニキビは『尋常性ざ瘡』という病気で20歳前後の思春期に多発します。

20歳以降になると自然と減少していきますが、成人以降のものを一般的に『大人ニキビ』『吹き出物』と呼んでいます。

ニキビや吹き出物ができるのは、男性ホルモン、ストレス、生活習慣の乱れなどから皮脂の分泌が盛んになることが主な原因になります。

思春期は皮脂分泌が盛んなこと、成長過程でのホルモンバランスの乱れ、あげものなど脂の多いものや甘いものをたくさん食べたり野菜不足であったりと食生活も乱れやすい時期といえます。

また、ニキビができやすい人は毛穴の角質がかたいために、毛穴がつまりやすい傾向があります。

ニキビの形成過程は、まず皮脂の分泌が増えて毛穴がつまることで『コメド』や『白ニキビ』と呼ばれる状態になります。そこにアクネ桿菌が感染することで炎症反応が起こり腫れや痛みのある『赤ニキビ』になります。赤ニキビが膿をもつと『黄色ニキビ』へと変わります。

たかがニキビだからと適切な治療もせず放っておくと、毛包が破壊されて皮膚が陥没するなどの跡が残ってしまいます。跡(瘢痕)が残ってしまったら、もう薬でどうこうするのは難しくなり、レーザー治療や外科手術などになりますので、そうなる前にしっかりケアすることが肝腎です!

中医学では

ニキビは、『風』『熱』『毒』と『飲食不節』『情志内傷』『素体熱盛』『衝任失調』が原因であると考えます。暴飲暴食、ストレス、遺伝、暑がり、熱がこもりやすい、ホルモンバランスの乱れと言ったところです。

中医学のニキビ治療は内服、外用、養生の三本柱が基本になります。

白ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビ、紫ニキビと分類することで使う漢方薬が異なる場合があります。

また、顔にニキビのでる場所によっても漢方薬を考える必要があります。

額・Tゾーン:肺系

こめかみ・耳の前後・頭皮・生え際:肝系

頬・フェースライン・ほうれい線:胃腸の消化器系

口の周り・あご・首:任脈、胃腸

背・胸:内分泌系

 

女性の大人ニキビについて

25-40歳に多くみられます。好発部位は顔の下部に多くみられ、首、あご、ほほ、フェースライン、胸、背中などです。主な原因はホルモンバランスによるものですが生理周期の変化で悪化します。生理周期の低温期(卵胞期)に肌の状態は安定しやすく高温期(黄体期)になると肌は不安定になります。

美顔マッサージ、肌への栄養パックは低温期にするのがおすすめです。高温期には消炎作用のある薬液パックがおすすめです。高温期はなるべく辛いものや脂っこいものは控えましょう。生理一週間前からはマッサージを控えめにして、新しい化粧品の使用も控えた方がよいでしょう。便秘にも気をつけましょう。

 

ニキビの養生

ニキビが悪化する要因を減らすことが大切です。以下のものをどれだけ減らすことができるかがニキビの養生につながります。

・便秘

・厚化粧

・コーヒー

・手で触る

・辛いもの・甘いもの・脂っこいもの

・睡眠不足

・ストレス

 

ニキビでよく使われる漢方薬・健康食品

五涼華、清営顆粒、瀉火利湿顆粒、紅沙棘、五行草、二至丹、プラセンタ、シベリア霊芝、水快宝、田七人参、百花蛇舌草、黄連解毒湯、清上防風湯、荊芥連翹湯・・色々あります。いくつかを組み合わせて使うことが多いです。

 

ニキビ・吹き出物が気になる方はご相談くださいませ。

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