津液について説明しています。
津液は水(すい)ともいいますが、体にとって必要な綺麗な水分(体液)のことをいいます。
体に害をなす汚れた余分な水分のことは『痰』や『湿』といいます。
津液に血液は含みません。
津液は五臓の『脾』の働きによって飲食物の栄養から作られています。
津液の働き
●皮毛、内臓、五官(目、口、鼻、耳、舌)、のどに潤いをあたえる。
津液が不足すると
皮膚の乾燥、目が乾く、口が渇くなどの症状が現れます。
●関節、靭帯、筋肉に潤いをあたえ、体の動きを円滑にする。
津液が不足すると
関節が動かしづらいなどの症状が現れます。
●津液は血に変化する。
津液が不足すると血の不足になることがあります。