ストレスが引き起こす病気はこんなにも
がん、心不全、狭心症、自己免疫疾患、高血圧、感染症、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、脳卒中、糖尿病、エコノミークラス症候群、うつ病、頭痛、月経異常、月経前症候群、関節リウマチ、蕁麻疹、アレルギー、記憶障害など
ではなぜ、ストレスがそんなに病気を起こすのでしょうか?
それはストレスホルモンが大きく関わっています。ストレスにより脳の偏桃体が刺激されると、副腎からストレスホルモンが分泌されます。このストレスホルモンが色んな問題を引き起こしています。
ストレスホルモンと病気の関係について
がん
がん細胞は普段でも体内で作られています。通常であれば免疫細胞が、がん細胞の増殖を抑えてくれています。しかし、ここにストレスホルモンが作用すると免疫細胞が、がん細胞への攻撃を止めてしまうんです。その結果、がん細胞の増殖が起こってしまいます。
心不全
ストレスによってストレスホルモンが過剰に分泌されると、交感神経を刺激して心拍数と血圧が上昇します。これは心臓に負担をかけます。さらにストレスホルモンは心臓を取り囲む血管も収縮させるため、心臓に栄養や酸素を十分に運ぶことができなくなります。この栄養も酸素も十分ではない状態で馬車うまのように働く心臓は疲弊していきます。やがて心臓の細胞は死滅し心不全を起こしてしまいます。
感染症
健常な人の血管内にも少しですが細菌が存在している場合があります。ストレスで分泌されたストレスホルモンが血管内に大量にあると、血液の赤血球から鉄を遊離させます。この遊離した鉄が細菌の栄養となって細菌がどんどん増殖し始めます。やがて大量の細菌は血管を塞いだり、破ったりします。
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