ガン勉強会に参加して

2019.11.18

先日、メーカー主催のガン勉強会に行ってきました。

朝から夜まで1日中、ガンについてのお話。

3人の講師のうち、2人は自らがガンを経験し克服した方でした。

 

この勉強会で凄いなあと思ったことは

医師から余生宣告を受けた人でも克服している例はたくさんあるということです。

骨転移している人や2年生存率0%と宣告されようがそこから克服している人はいるんですよね。

では、ガンを克服している人はいったい何をしてきたのでしょうか?

そのようなテーマの勉強会でした。

 

まずは心の在り方についてお話がありました。

「自分本来の心はだれでも青い空のように澄んでいます」

しかし、生きていくうちに次第に青い空に雲がかかってきてしまいます。心が曇る、気が晴れないなど・・

時にこの雲は人を成長させてくれますが、黒く厚い雲が長く停滞しているとやがて心も体にも害になります。

雲や青空は私たちの心の状態を表わしています。

日々の生活でほとんどは無意識に行動しているようですが、自分にどのような意識が潜んでいるのか、それによって行動は「快」にも「毒」にもなりえます。

黒く厚い雲の多くは「毒」になる意識であり、この黒い厚い雲こそが病を引き起こす生活や行動に影響を及ぼしているというのです。

この雲はセルフイメージ、自己肯定感、思い込み、感情など様々あります。

この雲を少しずつ取り払い、自分本来の心である青空にしていくことが、今後の治療や生活習慣の改善をしていく上でとても重要であるとのことでした。

 

 

次のお話は、どのような生活習慣をすればよいのかというお話でした。

ガンを治すのは最先端医療でも医師でも薬でもなく、自分に備わっている自然治癒力で治します。様々な医療は治るためのサポートにすぎません。

ガンの原因は遺伝、老化、生活習慣にあると言われています。

遺伝や老化はどうしようもないことですが、生活習慣はどうにかすることができます。

そして、生活習慣こそがガンになる大きな要因でもあります。

心と体によくない生活習慣をしていたなら、正しい生活習慣に変えることはできます。

ガンを治すのは自分が持つ自然治癒力なので、ちゃんと機能させることは必要ですよね。

自然治癒力を引き出す正しい生活習慣は5つあります。

1.良い睡眠

2.良い食事

3.加温

4.運動

5.微笑

これらを見直す必要があります。

そして、もう一つ大切なことは

ガンになると治すことにどうしても躍起になってしまいます。しかし、「ガンを治すこと」を目標にするのでなく、「したい事をするためにガンを治す」という意識にしましょうとのことでした。

あなたが生まれてきた理由は「ガンになって治すために生まれてきた」のでしょうか?

ガンはあなたの細胞が何かの理由で変わりました。ガンはあなたに何を伝えたかったのでしょうか?

ガンを克服した多くの方は、ガンになったことで今までの人生を振り返り、何かしらの気づきを得て価値観、人生観、生活習慣などを変えています。病気をきっかけに大きくリボーン(生まれ変わり)しているとのことでした。

 

 

3番目の講師は(その当時)2年生存率0%と余命宣告を受けながらも克服されています。現在はその時の自分の体験を語り、またシンガーソングライターとしてもご活躍されています。

その講師は当時、ガンを克服した方の所へ行き、直接お話を聴いて勇気をもらったそうです。そして、余命宣告を受けようとも自分の未来への夢(やりたい事)を持ち続けていることが良い結果に繋がったとお話されていました。

 

 

いやー、とても考えさせられる勉強会でした!

心の在り方や生活習慣は、ガンだけでなく心身の病気の多くに当てはまることだと思います。

「病気が治ったら・・」ではなく「○○したい!」など目標を決めてそれに向かっていくほうが、充実した日々をすごせますよね。

ガンになってから自分のやりたい事をリストにしてノートにいっぱい書きこんだ人がいたそうです。そして、その人はノートに書いた自分のやりたい事を次々と達成していったそうです。そして、気づけばノートはもう4冊目になっていたんだとか。もしガンになっていなければ自分のやりたい事をノートに書くなんていう発想もなく、充実感のない生活だったかもしれません。

病気をきっかけに人生をよい方向へ転換できた方は「病気があったからこそ」「病気のおかげ」と言うそうです。

病気になることは決して嬉しいことではないですが、そこをスタートとして自分らしく今までよりも充実した人生をおくりたいものです。

そのサポーターとして少しでもお役にたてることができるのであれば幸いです。