育休中は血の不足に注意!

2023.1.31

ニュースで、岸田首相が「産休・育休中の学び直しを後押しする」と答弁したことについて

 今まさに育休中の人たちから

「育児に追われる実態を理解していない」

「子育てをやってこなかった方には分かりづらい」

「育休は休みじゃない」

「そんな暇はない」など

批判が集中しています。

首相は釈明に追われて「本人が希望したならば、リスキリング(学び直し)に取り組める環境整備を強化していくことが重要だという趣旨」と説明しましたが、最初からもっと丁寧に説明して当事者に寄り添った発言をしてもらいたいものですね。

 

育休中で特につらいことの1位は睡眠不足。

1位 睡眠不足

2位 突然消える一人時間

3位 社会からの疎外感 

 

やはり夜中に授乳したり、何回も起こされたりするので本当に大変ですよね。

少しのすきま時間でも横になって休んでほしいものです。

 

東洋医学的にみると、妊娠・出産・授乳の間はいつも「血」が消耗され続けています。

血は夜寝ている間に浄化され作られるので、睡眠不足によってさらなる血の不足を招きます。

そして、血が不足すると夢を多く見たり睡眠が浅くなったりして睡眠の質も低下してしまいます。

また、目でものを見るためには血を必要とするのですが、勉強、パソコン、スマホのし過ぎで目を酷使すれば、さらに血は消耗してしまいます。

できるだけ産休・育休中は目を酷使しないことが大切です!

ということは、育休中の「学び直し」は母親の心身の健康という視点では、おすすめできないということになります。

もしも育休中に勉強やパソコンなどで目を酷使するのであれば、血を補う漢方薬は必須レベルかと思います。

産後の脱毛、うつ状態、イライラ、カッとなるなども血の不足が考えられるので、できれば妊娠する前から漢方薬などで血を補って体を準備しておいて、育休が一段落する頃までは続けていくといいですね。